BREITLING(ブライトリング)/クロノスペース 創業者のレオン・ブライトリングが産業用クロノグラフなどの精密計器専門の工房を興したのは1884年。この時、早くも懐中時計型クロノグラフを完成。1915年には 息子のガストンがクロノグラフ付き腕時計を発表。航空パイロットへの供給を始め、航空業界との密接な関係が生まれる。米軍海軍との共同開発等、活躍の舞台を空だけでな く海にも広げることに成功。現在は全製品クロノメーター化を果たした数少ない時計メーカーとして、その高い技術力は世界中に認知されています。クロノメーター、それは スイスの公的機関であるスイス公認クロノメーター協会(C.O.S.C : Controle Officiel Suisse des Chronometres)が定める精度試験に合格したムーブメントのみに与えられる名称で高精度の証といえます。ブライトリング社は全モデルのクロノメーター化を目指す「100%クロノメーター宣言」を1999年に発表。従来、C.O.S.Cは秒針のない時計の試験基準は存在しませんでした。そこで秒 針がなく、液晶表示しか持たないエアロスペースを公認モデルとする為にブライトリング社はC.O.S.Cに対して新たな検査基準の導入を要求。こうして100%クロノメーター 化が達成されました。これらの背景には時計業界に対する独立独歩の道を行くブライトリングからの挑戦の意があるのかもしれません。 |